「神兎」で「しんと」です。「かみうさぎ」って読みもありですね。
一般的に「○神」と書きますと、神様そのもののことを指します。
つまり「犬神」であれば、犬の形をとった神様であるし、「龍神」であれば、竜の姿をした神様となります。
逆に「神○」と書きますと、神様の属性をもった何か、という感じになります。
「神剣」であれば、神様が持っている剣。「神使(しんし)」であれば、神様の使い。
とすれば「神兎」ということは、神様に関係するような兎、という意味となります。
これは「兎神」と書くよりちょっと広い意味を持っています。
例えば、神社の建物の軒先にいるような兎も「神兎」。
神様の住みそうな霊山に実際に住んでいる兎も「神兎」。
また、因幡の白兎のような、実際にお祀りされている「兎神」も「神兎」。
そんな感じで、ゆるめに研究対象を定義してみました。